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国境問題、不法移民問題などについて [テックスメックス]

第7節ということで、ボタン・アコーディオンの歴史を書く準備をしているのですが、その過程で、メディアの情報からの刺激も受け、いろいろな思いが逡巡しました。
前置きという意味も込めて、少し触れておくことにしました。

そんな刺激のひとつが、TBSラジオ、キラキラにおける映画評論家、町山智浩さんの、映画『マチエテ』についての発言です(2010年5月28日の放送から)。
これはポッドキャストで聞けます。

http://podcast.tbsradio.jp/kirakira/files/20100528_machiyama.mp3

悪名高きアリゾナの新移民法に対する抗議として発言されたチカーノ系女優、ジェシカ・アルバの「国境をわれわれが越えたんじゃない。国境がわれわれを越えたんだ」というメッセージが印象的です。
米国におけるメキシコ系の人びとに勇気を与える、説得力をもった発言であり、チカーノ・アイデンティティを考える上でもある特定の重みをもったメッセージであると思います。
「ダーク・エンジェル」のヒロイン、ジェシカ・アルバの発言の背景にあるのは、ポッドキャストでも指摘されているように、メキシコ系住民の「不法移民禁止は意味がない、その根拠はアリゾナやテキサス、ニューメキシコ、カリフォルニアなどはもともとメキシコの領土だったから」、という考え方です。

参考までに以下、5月27日ツイッター上でのわたくしの関連のつぶやきを再掲載します。

なお、もとの記事であるtwilogおよびツイッターのアドレスは以下のとおり。
 http://twilog.org/tigertokyo
 http://twitter.com/tigertokyo


『ブラック・ミュージックの伝統(下)』に、メキシコからギターが入りそれがブルースという音楽様式の成立のキメ手になった、との説あり。レッドベリーを思い起させる。飛躍してカーターファミリー・ピッキングもメキシコから、という妄想が浮上。バホ・セクストのベースランニングからの類推です。
posted at 12:10:01

TBSラジオ、キラキラにて。高名な映画評論家より、アリゾナなどにおける不法移民禁止について、メキシコ系住民より禁止は意味がない、との主張が出てきているとのこと。アリゾナやテキサス、ニューメキシコなどもともとメキシコの領土だったから、という根拠。なかなか興味深い動きです。
posted at 16:14:59

音楽の世界でも、アメリカ・メキシコの国境をとっぱらったほうが、その地域の音楽が理解しやすくなる、という考え方あり。これだとムシカ・ノルテーニャの捉え方がすっりする。
posted at 16:18:20

これらの考え方の背景には、戦争などの政治的要因によって境界が定まる前には、すでにスペイン征服以来育まれてきた民族や共同体のネットワークがそれらの地域で出上がっていた、という認識があったから。
posted at 16:23:25

1960年代のブラウンパワー、70年代の農民闘争と、チカーノ運動が活発化した時代、Raza Unida Party など、組織化やネットワーク化が進んだ訳だけど、その背景にはメキシコ系の人びとの間にもともとネットワーク作りに長じた民族的資質があったのかもしれない。
posted at 17:17:13

あるいは、マイノリティはマジョリティに対抗するために、どうしてもネットワークを構築を、せざるを得ないのかもしれない。
posted at 17:19:19


以上、本論に入る前の序章として。




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第6節 [テックスメックス]

なかなかブログの進行が捗らず、ご迷惑をおかけいたしております。
このテックスメックスのご案内は、1節を10のブログを単位とし、それぞれの節でゆるめのテーマを示し、それをもとにアルバムをレヴューするというスタイルをとってきました。
しかし第6節はトピックな話題を気軽に書いていく、という方針に変更し、その結果、ブログ投稿の間隔が以上にあいてしまう、という失態にいたってしまいました。
ひとつひとつの記事は、それなりに意味はあると思いますが、ブログの流れとしてはマンネリに陥ってしまった、といって過言ではありません。
そこで、というのも調子よすぎるかもしれませんが、ここでいったん第6節を締めることにしました。
このブログは、ここでやめにせず、第7節に入ります。
第5節の後記にも書きましたが、第7節はアコーディオンを主役として、テックスメックスにアプローチしてみたいと思います。
すでにいくつか文献を読みあさり、CDも聴きまくっています。
もう少し準備はかかりますが、今後ともよろしくお願い申し上げます。
皆さんにはご迷惑をおかけいたし、深くお詫びを申し上げます。
とくに、直接的、間接的にご心配くださいましたかたがたには、お気持ちが身にしみました。
ということで、第6節は今回をもって終わりとし、次回より第7節に入ります。
遠からず第7節のアップが出来るよう準備に邁進いたします。

吾妻虎太郎 こと 長谷雅春


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